忍者ブログ

恐怖の映画館

ホラー映画を中心にまとめたサイトです。 グロテスクなものや、スリラーも含まれています。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

1999 降霊 KOUREI

1999年 日本 97分



監督…黒澤清
脚本…黒澤清/大石哲也

佐藤克彦…別所広司
佐藤純子…風吹ジュン
金沢智子…石田ひかり
柏原刑事…きたろう

~ 【 】

こんな近くにいるなんて

仲むつまじく静かな生活を送る、効果音技師の克彦と純子。しかし一見平凡そうに見える純子は実は霊を感じる力を持つ霊能者であり、純子の力に興味を持つ大学院生、早坂の紹介で降霊術を時々行ったりしていた。そんなある日、逃走中に事故を起こして犯人が意識不明になるという少女誘拐事件が起こる。警察は早坂を通して行方不明のままの少女の居場所を探ろうと彼女に協力を求めてくる。しかしその力を発揮できないまま、疑念の目で見送られて帰宅する純子。すると彼女は克彦がナマ音を録音するために郊外へ出かけていった時、機材を入れた大きなジェラルミン・ケースの中に行方不明の少女がいる事を感じ取るのだった。そして自分の能力に漠然とした考えを抱いていた純子はある計画を思い付くのだったが…。



TVMなのですが、とても良くできています。ごくごく普通に見える夫婦の普通が、紙一重で本当は異常だったりする形や“見える”ときの見せ方、ゾっとするんですよね。初めて観たときは、しばらく緑色のワンピースが怖かった…。霊は出てくるのに顔は見えないのですが、見える人に言わせると、見えるときは本当にこんな感じなんだそうです(笑)。主体性のない夫、大人しく見えて欲の有る妻、役所広司と風吹ジュンは、ハマっていたと思います。ちなみにイギリス映画「雨の午後の降霊祭」のリメイクになります。
PR

1987 バタリアン2

1987年 アメリカ 91分



監督・脚本…ケン・ウィーダーホーン

ジョーイ…トム・マシューズ
エド…ジェームズ・カレン
ジェシー…マイケル・ケンワーシー
トム…ダナ・アッシュブルック

~ 【  】

ゾンビ達が、恐怖と爆笑と共に再び大暴れ

軍のトラックが死体をゾンビ化するガスを運送中に、ガスの入ったドラム缶を1つ謝ってを落して走り去った。ジェシーら3人の少年がそれを見つけ、ドラム缶を叩いているうちにガスが噴出し、ジェシー以外の少年達はガスを吸い込んでしまう。一方でガスは雨に溶け込んで地中へと流れ込み、墓場に埋められた死体が甦ってしまう...。




内容はデジャブかと思うほど、一作目と同じ。そして出演者まで役は違っても同じ役者が出演しているので混乱します。なので、この作品はホラー好きの人達からもB級はおろか、C級、またはそれ以下と言われてしまっている映画です。ですが、私はそんなこと気にしません。寒いギャグ満載のこの映画は私にとって“愛するC級”映画です。一作目と同じなので「この先、どうなるんだろ?」なんてことは気にする必要もなく、期待通りの展開です。なにも考えたくない…そんな疲れた日には、こんな映画もいいのではないでしょうか(笑)。

1985 フライトナイト

1985年 アメリカ 107分



監督・脚本…トム・ホランド

ジェリー・ダンドリッチ…クリス・サランドン
チャーリー・ブリュースター…ウィリアム・ラグズデール
ピーター・ヴィンセント…ロディ・マクドウォール
エイミー・ピーターソン…アマンダ・ビアース

~ 【 】

闇夜 それは人間のものではない

ある晩、勉強中だったチャーリーは隣家に引っ越してきた男が女を殺害する場面に遭遇。翌朝、遺体を見たチャーリーは警察に「犯人はヴァンパイアだ」と説明するが、一笑に付されてしまう。その夜、チャーリーの家にジェリー・ダンドリッジという男が現れ、チャーリーに取引を要求することになる。その後チャーリーは『フライトナイト』というテレビ番組の司会者・ピーター・ヴィンセントに悩みを打ち明けるが、ピーターは相手にしてもらえないとそれを否定。窮地に追い込まれたチャーリーは、エイミーとエドの助けを借りながら、ヴァンパイアとなったジェリーと対決する。



このバンパイアは十字架も聖水も怖くない最近のヴァンパイアではなく、フェロモンで獲物を落とす感じの旧式の正統派ヴァンパイアです。鏡に姿も写らないし、招き入れないと部屋に入ることもできません。やっぱり吸血鬼はこうでなくちゃ。正統派とは言いましたがこの映画、かなりコメディー色は強いです。でも、笑いに逃げることなくちゃんと造られています。そこがファンが多い理由かもしれません。それにしても80年代の映画は曲がいい!。1988年に続編『フライトナイト2/バンパイヤの逆襲』、2011年に『フライトナイト/恐怖の夜』としてリメイクされましたが、このシリーズで一番オススメなのは、やっぱりこの1作目です。

1989 鉄男

1989年 日本 67分



監督・脚本…塚本晋也

男…田口トモロヲ
やつ…塚本晋也
女…藤原京
眼鏡の女…叶岡伸

~ 【  】

肉体を侵食する金属との壮絶な戦いが始まる

ある朝、"男"は自分の頬から金属片が出ているのに気づく。平凡なサラリーマンであった彼の日常はその日を境に徐々に鉄に蝕まれていく。 通勤途中では眼鏡の女に襲われ、自分の体が次第に鉄と化していくのに困惑する男。 全ては数日前に男が車で轢いてしまい、山林に捨てた"やつ"の復讐であった。やがて全身が鉄に覆われたとき、男はやつと対峙する事となるが…。



一言で表現するのが難しい映画です。そもそも何かのPVのようで、映画なの?と思ってしまったほど。常軌を逸してると言うか…初めて観たときは、67分の短い作品でありながら、画面を見ているだけで疲れて一旦中断して鑑賞したほどです。でも、不思議と惹かれるんですよね…。モノクロ画面に音楽も手伝ってメタルチックでカッコよさもあるのに、あそこにドリル、それもかなり大きい(笑)。全てにおいて変人部類の作品で、確実に万人受けはしません。1992年に2作目、2010年に3作目が作られています。

2006 屍体

2006年 アメリカ 85分



監督…ジェイソン・トッド・イプソン
脚本…ジェイソン・トッド・イプソン/クリス・ビレット

アリソン…コリー・イングリッシュ
ブライアン…スコット・デイビス
カルロス…ジョシュア・アルバ
リック…ジェイ・ジャブロンスキー

~ 【   】

ワタシハ シンデ ナイ

生まれて初めて人体解剖の授業に参加した医学生のアリソン。ところが割り当てられた若い女性の遺体を見て、気を失ってしまう。彼女たちのグループに割り当てられた遺体は、何か尋常ではない気配を漂わせていた。 同じグループのリックは、尋ねてきたフィアンセのジェニファーに、深夜解剖中の遺体を見せるが、ジェニファーは遺体が息をしたとパニックになる。 そしてリックと離れていたわずかの間にジェニファーは何者かに殺されてしまった。それ以来、アリソンは霊に突き動かされるように死に秘められた真相を探りだすため、この献体が何者なのか調べるが…。



医学生を襲う恐怖を描いたオカルト・ホラーです。撮影に本物の遺体が使われたと話題になりましたが、どれなのか、また本当なのかはわかりません。ホルマリン漬けの遺体や解剖シーンなどはそれなりにグロく良く出来ているのですが、電気が点滅するなどの現象はあってもそれだけなので追い詰めれている感じも薄く、怖さが全く感じられないのが残念でした。病院と言う怖さをつくるには一番の舞台で、こんなにサラリと進められるのは反対に凄いです。私的には、同じグループの男性3人が、みんなスタイル抜群でかっこよかったのは評価高いですけど(笑)。



プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R

ページ