1985年 アメリカ 107分
監督・脚本…トム・ホランド
ジェリー・ダンドリッチ…クリス・サランドン
チャーリー・ブリュースター…ウィリアム・ラグズデール
ピーター・ヴィンセント…ロディ・マクドウォール
エイミー・ピーターソン…アマンダ・ビアース
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闇夜 それは人間のものではない
ある晩、勉強中だったチャーリーは隣家に引っ越してきた男が女を殺害する場面に遭遇。翌朝、遺体を見たチャーリーは警察に「犯人はヴァンパイアだ」と説明するが、一笑に付されてしまう。その夜、チャーリーの家にジェリー・ダンドリッジという男が現れ、チャーリーに取引を要求することになる。その後チャーリーは『フライトナイト』というテレビ番組の司会者・ピーター・ヴィンセントに悩みを打ち明けるが、ピーターは相手にしてもらえないとそれを否定。窮地に追い込まれたチャーリーは、エイミーとエドの助けを借りながら、ヴァンパイアとなったジェリーと対決する。
このバンパイアは十字架も聖水も怖くない最近のヴァンパイアではなく、フェロモンで獲物を落とす感じの旧式の正統派ヴァンパイアです。鏡に姿も写らないし、招き入れないと部屋に入ることもできません。やっぱり吸血鬼はこうでなくちゃ。正統派とは言いましたがこの映画、かなりコメディー色は強いです。でも、笑いに逃げることなくちゃんと造られています。そこがファンが多い理由かもしれません。それにしても80年代の映画は曲がいい!。1988年に続編『フライトナイト2/バンパイヤの逆襲』、2011年に『フライトナイト/恐怖の夜』としてリメイクされましたが、このシリーズで一番オススメなのは、やっぱりこの1作目です。