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恐怖の映画館

ホラー映画を中心にまとめたサイトです。 グロテスクなものや、スリラーも含まれています。

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2006 コールドプレイ

2006年 ノルウェー 90分



監督…ローアル・ユートハウグ
脚本…トーマス・モルデスタッド

ヤニッケ…イングリッド・ボルゾ・ベルダル
モルテン…ロルフ・クリスチャン・ラーセン
エイリク…トマス・アルフ・ラーセン
ミカル…エンドレ・マーティン・ブリンドハイム
イングン…ヴィクトリア・ヴィンゲ

~ 【  】

雪に閉ざされた世界、その叫びは届かない

スノーボードを楽しむ為、人気のない雪山を訪れた5人の若者たち。人の手が介入していない大自然の中、パウダースノーを楽しんでいたが、仲間の一人が足を骨折してしまう。救助を呼びたくても周りには人影すらなく、携帯電話も圏外で通じない。そこで救助を呼ぶ為歩いていると古びた山荘を見つけるのだった。そこは昔、ホテルとして使用されていたようだが、火事にみまわれ今は使用されておらず、誰もいなかった。彼らは寒さをしのぐ為ホテルに留まる事にするのだが、その時から自分たち以外の誰かが住んでいるような気配を感じ、仲間が一人ずつ消えていくのだった。



ストーリー的には、13日の金曜日的な、よくある話です。殺し方も凝ったところは特になく…ですが、雪山での閉塞感はいいかな、登場人物が少なくその分、キャラだちもシッカリしていました。ですが…やっぱり目新はどこにも見付からない映画です。決して面白くなかったと言うわけでもないのですが、普通に殺人鬼に追いかけられるような映画でも、キャーキャー言って観るのが好き!と言う方にはオススメしますが、ホラーを見倒しているような方には物足りないかもしれません。
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1975 シーバース


 
監督・脚本…デヴィッド・クローネンバーグ

ロジャー・リュック…ポール・ハンプトン
ロロ・リンスキー…ジョー・シルヴァー
フォーサイス…リン・ローリイ
ニコラス・チューダー…アラン・ミジコフスキー


色情狂アパートへいらっしゃい

カナダのとある避暑地の島。人々の詰めかけるその島で、実は一人の医師による恐るべき実験が行われていた。大柄な寄生虫を人間の内臓に同化させ、野性的な活力を得ようとしたのだ。その結果、人体実験に使われた少女は狂暴化し、医師は自らの手で彼女を殺し、自殺した。ところが、発展家の彼女と関係した男たちもみな寄生虫に取り憑かれ、肉体を乗っ取られていた。



変わり者の名高い、クローネンバークのデビュー作です。この映画もオチらしいオチもなく、クローネンバークっぽさいっぱいの作品ですが、どうしたらこんなことを思いつくのかと感心するシーンはこの頃からのようで、グロテスクとエロティズムを混ぜ混ぜしたような作品は、ここまでくるとどんなに偏っていても高等な感じすらします。とは言え…冒頭からキ〇ガイ行為、ラストに至っては乱交パーティー?。私は嫌いじゃないですけどね、☆4つですから(笑)。

2003 案山子男

2003年 アメリカ 87分




監督…エマニュエル・イティエ
脚本…ジェイソン・ホワイト/エマニュエル・イティエ/ビル・カニンガム

レスター・ドワーヴィック…ティム・ヤング、トッド・レックス
ジュディ・パターソン…ティファニー・シェピス
ステファニー・カーター…ロクサンナ・ビナ
チャド…ジョン・ムーア

~ 【  】

恐怖を食いつくす

同級生のチャドたちからいじめを受けていたの高校生レスターは、同級生のジュディに助けられて以来、彼女に好意を抱きだした。しかし、ある日ジュディが酔った勢いでチャドとキスをしているところを発見し、自宅に帰って母親の愛人であるヒューイットに八つ当たりをする。怒ったヒューイットはトウモロコシ畑でレスターを追い詰めた挙句、殺害してしまう。レスターの死は自殺として片づけられた。1年後、レスターは案山子男としてよみがえり、かつて自分に危害を加えた者たちを殺害していく。




案山子男になるまでが長いのが気になるのですが、一般に聞く評価ほど私は悪くないと思います。確かに最初はイジメっこだけを殺していたのに、そのうち関係ない人まで、もうストーリーなんてどうでもいい感じです(笑)。でも、面白いんですよ。レクターのときからその性格だったらイジメられなかったのにな、と思ってしまう案山子男のお茶目さとか、バク転で追いかける凄さとか、分けるとするならば確実にB級ですが、傑作にはならなくても怪作にはなるかと…。色々な意味で期待は裏切らない作品だと思います。

2008 ミッドナイト・ミート・トレイン

2008年 アメリカ 100分




監督…北村龍平
脚本…ジェフ・ブーラー

レオン…ブラッドリー・クーパー
マホガニー…ヴィニー・ジョーンズ
マヤ…レスリー・ビブ
運転士…トニー・カラン

~ 【 】

乗ったら最後。絶対に降りられない。生きたままでは…

ニューヨークの街を撮り続けている写真家レオンは、或る晩チンピラに絡まれていた女性を助けるが、翌日、その彼女が行方不明になったことを知る。地下鉄で別れ際に撮った彼女の写真を見直すと、怪しい男が写っている。警察に訴えても相手にされないレオンは、街で偶然その男を見かけると、恋人マヤの制止も聞かず彼の追跡にのめり込む。だが、食肉処理工場で働くその男マホガニーこそが、いま世間を騒がせている凄絶な地下鉄内連続殺人事件の犯人だった。遂に最終電車にマホガニーを追いつめたレオンは、そこで世にも恐ろしい光景を目撃する…。


 
クライヴ・バーカーの原作を北村龍平が監督した作品です。クライブ・バーガーと言えば「ヘルレイザー」や「キャンディマン」と大好きな作品が多いので、期待大で観始めました。内容はヤッパリ血しぶきスプラッター。ハラハラさせてくれますし、歯を抜き、爪を剥がし、目玉を取り出し、髪を剃る徹底した解体ぶりと「ゲッ」って言ってしまうような気持悪いシーンもテンコ盛り。現実味は全くない、突っ込みを入れるところの方が多い内容ではありますが、そんなことはどうでもいいと思わせてくれる映画でした。

2007 黒い家 韓国版

2007年 韓国 104分



監督…シン・テラ
脚本…イ・ヨンジュン

チョン・ジュノ…ファン・ジョンミン
パク・チョンベ…カン・シニル
シン・イファ…ユ・ソン
チャン・ミナ…キム・ソヒョン

~ 【 】

絶対に 係わってはいけなかった!

生命保険会社の査定員・ジュノは、とある女性から電話相談を受けた。ジュノは電話の主が自殺しようとしているのではないかと思い、対応マニュアルを無視して、かつて自分の弟が自殺し、家族が苦しんだことなどを話してしまう。それから数日後、ジュノは板金工場を経営するチュンベから指名を受け、彼の自宅を訪問した。そこでジュノは、チュンベの幼い息子が自室で首吊り自殺をしている光景を目にして…。



1999年、大竹しのぶで映画化された「黒い家」の韓国版リメイクです。リメイクは失敗が多いですが、この韓国版の「黒い家」は成功例だと思います。原作が良いので、ハリウッドリメイクのように訳の分らないことをしなければ、そこそこの作品にはなると思うのですが、このリメイクは成功かなと。保険調査員が加入者の家を訪問しておきる衝撃的な冒頭シーンはそのままに、アジア独特の雰囲気の中でジワジワ進んでいきます。かなりハラハラドキドキできますし、ファン・ジョンミン、カン・シニルの演技も中々です。オリジナルを知ってる方も観てない方も楽しめる映画だと思います。

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