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恐怖の映画館

ホラー映画を中心にまとめたサイトです。 グロテスクなものや、スリラーも含まれています。

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1980 ザ・ハース 霊柩車


1980年 アメリカ 93分




監督…ジョージ・バワース
脚本…ウイリアム・ブレイチ

ジェーン…トリッシュ・ヴァン・ディーヴァー
ウォールター…ジョセフ・コットン
トム…デヴィッド・ゴートルー
牧師…ドナルド・ホットン

~ 【  】


地獄から霊柩車が殺しにやってくる!

母の死と離婚を経験し、すっかり神経が衰弱状態になってしまったジェーン。彼女はたった一つの望みである祖母の残した遺産を引き継ぐために田舎町を訪れる。だが街の人々は彼女を毛嫌いし、窓には祖母の亡霊が現れ、不気味な霊柩車が彼女に付き纏う。やがてジェーンは祖母の日記から、祖母が悪魔と契約を結んでいたことを知る。



まるでヒッチッコックを観てるような印象の映画です。ジェーンがどこに住んでいるのか知るだけで冷たくあたる町の住人、つけまわす霊柩車…それだけで何があるのだろうと引き込まれます。ジワジワと追い詰めたかと思うと、ビックリするようなところから現れる男…亡霊なのか?妄想なのか?飽きることなく一気に観る事ができました。内容は面白かったと思うのですが、ラストが何とも…いきなり幕を閉じられたような、斬新と言ったらいいのでしょうか、一人で「えっ?」って言っちゃってました(笑)。

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2012 ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館

2012年 イギリス/カナダ/スウェーデン 95分



監督…ジェームズ・ワトキンス
脚本…ジェーン・ゴールドマン

アーサー・キップス…ダニエル・ラドクリフ
サム・デイリー…キーラン・ハインズ
エリザベート・デイリー…ジャネット・マクティア
ジェネット・ハムフュ…リズ・ホワイト

~ 【  】

見たら、逃げられない。

19世紀末のロンドン。愛妻を亡くし、失意のどん底にいた若き弁護士アーサーは、事務所の所長に命じられた仕事のため、ひとり息子をロンドンに残し、とある田舎町に赴く。その町で最近他界した老夫人の遺言状を見つけ出さなければならないアーサーは、老夫人が住んでいた館に足を運ぶ。しかし、沼地に建つ館には異様な雰囲気が漂い、謎めいた黒衣の女がたびたび出没。やがて館の忌まわしい過去と、町の子どもたちが相次いで変死している事実を探り当てたアーサーは、恐るべき呪いの連鎖に巻き込まれていく。



「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフが主演するゴシックホラーです。ハリー君も4歳の子供の父親役になりました。彼には現代がなにか合わないので、こんな時代の作品がいいんでしょうね。ですが、まだ若干23才、体も小さめなので「妻が…」などど話すシーンには少し違和感を感じてしまいました(笑)。映像はとても綺麗です。脅かせ方も品があるので、ボーっと見ていると気がつきません。カメラや登場人物が動いた時などに、フっと出て来たりするので楽しいです。黒い服の女は何がしたいのか…そしてこのラストはデッドエンドなのか…?解釈が分かれそうな作品でした。

1964 マニアック2000


1964年 アメリカ 88分



監督・脚本…ハーシェル・ゴードン・ルイス

トム…トーマス・ウッド
テリー…コニー・メイソン
バックマン町長…ジェフリー・アレン
レスター…ボン・ムーア


信じがたく凄惨残忍な悪事

南部の田舎町プレザント・ヴァレー(人口2000)を通りがかった6人の若者は「100年祭」の主賓として大歓迎を受け、数日滞在することに。しかしこの町、南北戦争の時代に北軍によって大虐殺が起こったといういわくつきの町だったのだ。2000人の狂人により大虐殺が計画されている事を知る由も無く、ビッチ達はバーベキューを楽しみにしているのであった。



元々は「2000人の狂人」と言う邦題ですが、ビデオ再発売時に「マニアック2000」へ変わりました。2005年に「2001人の狂宴」としてリメイクもされています。狂人が2000人も出てきます。町ぐるみなので子供から年寄りまで狂っています。趣向を凝らしたゲームで殺していくのですが、皆とても楽しそうです。そしてかなり残酷でありながら、やり過ぎているのでもうギャグです(笑)。要所要所、突っ込みどころ満載ですし、1964年の作品だと言うことを考慮しても、千切れた腕など固そうで思いっきりマネキンだったりします。低予算丸出しではありますが、楽しめないわけではありません。スプラッター映画の祖だとも言われているH・G・ルイス監督の作品なので一度鑑賞してみるのはオススメです。

2004 MAY

2004年 アメリカ 94分




監督・脚本…ラッキー・マッキー

メイ…アンジェラ・ベティス
アダム…ジェレミー・シスト
ポリー…アンナ・フェリス
フランク…ジェームズ・デュヴァル

~ 【 】

友だちができないなら 造ればいい

幼い頃、母から溺愛されて育ったメイ。他人とうまく接することが出来ず、母にプレゼントされた人形のスージーだけが唯一の話し相手だった。長じて、動物病院で働くようになった彼女は手術に異常な関心を示し、裁縫を趣味にしていた。大きくて美しい手を持つ青年アダムと知り合い、恋に落ちるメイ。また一方では、きれいな首をした同僚でレズビアンのポリーとも関係を持つようになる。だが、彼女の愛情表現が常軌を逸したものになると、アダムは彼女を避けるようになっていった。さらにポリーにも捨てられ、再び孤独に戻るメイ。やがて彼女は“友だちなんか自分で造ればいい”という結論に達する。



ラッキーー・マッキー監督のデビュー作です。映画学校を卒業後、学生時代からの仲間と予算ギリギリで製作された作品なのですが、世界の映画祭で賞をとることになりました。斜視治療の為、大きな眼帯をして過ごした幼少時代、友達も無く育った為、大人になってもとても幼い、どこか「キャリー」と被るところがあるヒロインです。友達の代わりにと母親がプレゼントした気味の悪い人形は、部屋にあったら確実に見えないところにしまい込みたい代物なのですが、その人形が生きているように彼女に入り込みます。それはメイの頭の中だけのことなのか現実なのかは分りません。かなり残酷なことをしているのですが、小さい子供がしていることのようで、ラストは切なく彼女側に感情移入してしまいました。

2002 ローズレッド シリーズ


〔ローズ・レッド〕2002年 アメリカ 254分

 


監督…クレイグ・R・バクスリー
脚本・製作総指揮…スティーブン・キング

ジョイス…ナンシー・トラビス
スティーブ…マット・キースラー
ニック…ジュリアン・サンズ
スキーナ…ツィディー・レオカ

この邪悪な屋敷は生きている

超常現象研究家ジョイスは、今は眠っている幽霊屋敷<ローズ・レッド>を再び呼び覚まそうと、6人の超能力者たちを集う。ローズ・レッドでは、建造当初から事故死や失踪事件が相次ぎ、その半世紀後1950年からは屋敷自らの意思で部屋を増やし、成長を続けているという。不気味なほどの静寂が漂う中、ジョイス一行は遂に、その扉を開く――。




〔ローズ・レッド ・ザ・ビギニング〕2003年 アメリカ 89分




監督…クレイグ・R・バクスリー
脚本…リドリー・ピアソン

エレン…リサ・ブレナー
ジョン…スティーヴン・ブランド
スキーナ…ツィディー・レオカ

呪われた屋敷が真実を語り始めた。それは聞いたことのない惨劇

1907年、シアトルの石油王であるジョン・リンバウアーに嫁いだエレンは、世界一周新婚旅行にでかける。楽しい旅になるはずだったが、アフリカで夫から性病を移され、高熱を出して倒れてしまう。エレンはその地でスキーナと出会う。彼女の献身的な看病によって無事回復したエレンは、スキーナを連れていくことを決心し、シアトルへと戻る。同じ頃、シアトルではプロポーズの瞬間に殺人事件の起こった不吉な大邸宅、ローズ・レッドがほぼ完成しようとしていた。



当初はスピルバーグの依頼で、オリジナルの脚本を作り始めたキングでしたが作品意図に違いを感じて離脱。脚本から製作総指揮に携わる作品を自ら作りました。実話を基にした(幽霊屋敷「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」)長編のTVM作品になります。続編に100年過去に遡った話として“ローズ・レッド ビギニング”が作られました。成り立ちが分りますので“ビギニング”を先に観た方が話が理解しやすいかもしれません。この作品でしか見たことがないのですが、スキーナ役の女優さんの顔がとても怖いです。suki-na.jpg普通のラブストーリーなどには出演できないだろうな…と思います(笑)。とても長いですが飽きずに楽しめました。

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