1980年 イギリス/アメリカ 143分
監督…スタンリー・キューブリック
脚本…スタンリー・キューブリック/ダイアン・ジョンソン
ジャック・トランス…ジャック・ニコルソン
ウェンディ…シェリー・デュヴァル
ダニー…ダニー・ロイド
ディック…スキャットマン・クローザース
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その答えは狂気と殺人の中にある
コロラドにある伝統あるオーバールック・ホテルは冬場になると積雪のため閉店する。小説家を目指すジャック・トランスはこの期間の管理人として働くことになる。かつてこのホテルの冬季管理人だったグレイディが孤独感に耐えかねて家族を惨殺したと言う事件があったが、教職の仕事を辞め定職のないジャックにとってはまたとないチャンスだった。ホテルの閉鎖の日、従業員が引き上げ準備に追われる中、一家は住み込みで管理をするためにホテルにやってきた。例年になく深い雪につつまれたオーバールック・ホテル、トランス一家3人だけの生活が始まった。
原作者スティーヴン・キングが嫌っていたことでも有名な映画で、後に原作「シャイニング」を1997年にテレビ映画として自ら製作したことも話題になりましたね。確かに原作とは大きく違うところがいくつもあり、怒るのも無理はないな…とも思うのですが、この作品が名作と言われる映画だと言うことも事実です。綺麗な映像に色彩、どんよりした怖さではなく、暗さや音楽で驚かせるのでもなく、明るい昼間の室内、抑えた音響…俳優人の演技力が重要な作品です。個人的にはウェンディ役のシェリー・デュヴァルの顔が怖かったのですが…(笑)。まだ観ていないと言う方は一度は鑑賞してみて下さい。