監督・脚本…デヴィッド・クローネンバーグ
ロジャー・リュック…ポール・ハンプトン
ロロ・リンスキー…ジョー・シルヴァー
フォーサイス…リン・ローリイ
ニコラス・チューダー…アラン・ミジコフスキー
色情狂アパートへいらっしゃい
カナダのとある避暑地の島。人々の詰めかけるその島で、実は一人の医師による恐るべき実験が行われていた。大柄な寄生虫を人間の内臓に同化させ、野性的な活力を得ようとしたのだ。その結果、人体実験に使われた少女は狂暴化し、医師は自らの手で彼女を殺し、自殺した。ところが、発展家の彼女と関係した男たちもみな寄生虫に取り憑かれ、肉体を乗っ取られていた。
変わり者の名高い、クローネンバークのデビュー作です。この映画もオチらしいオチもなく、クローネンバークっぽさいっぱいの作品ですが、どうしたらこんなことを思いつくのかと感心するシーンはこの頃からのようで、グロテスクとエロティズムを混ぜ混ぜしたような作品は、ここまでくるとどんなに偏っていても高等な感じすらします。とは言え…冒頭からキ〇ガイ行為、ラストに至っては乱交パーティー?。私は嫌いじゃないですけどね、☆4つですから(笑)。
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