2003年 アメリカ 87分
監督…エマニュエル・イティエ
脚本…ジェイソン・ホワイト/エマニュエル・イティエ/ビル・カニンガム
レスター・ドワーヴィック…ティム・ヤング、トッド・レックス
ジュディ・パターソン…ティファニー・シェピス
ステファニー・カーター…ロクサンナ・ビナ
チャド…ジョン・ムーア
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恐怖を食いつくす
同級生のチャドたちからいじめを受けていたの高校生レスターは、同級生のジュディに助けられて以来、彼女に好意を抱きだした。しかし、ある日ジュディが酔った勢いでチャドとキスをしているところを発見し、自宅に帰って母親の愛人であるヒューイットに八つ当たりをする。怒ったヒューイットはトウモロコシ畑でレスターを追い詰めた挙句、殺害してしまう。レスターの死は自殺として片づけられた。1年後、レスターは案山子男としてよみがえり、かつて自分に危害を加えた者たちを殺害していく。
案山子男になるまでが長いのが気になるのですが、一般に聞く評価ほど私は悪くないと思います。確かに最初はイジメっこだけを殺していたのに、そのうち関係ない人まで、もうストーリーなんてどうでもいい感じです(笑)。でも、面白いんですよ。レクターのときからその性格だったらイジメられなかったのにな、と思ってしまう案山子男のお茶目さとか、バク転で追いかける凄さとか、分けるとするならば確実にB級ですが、傑作にはならなくても怪作にはなるかと…。色々な意味で期待は裏切らない作品だと思います。
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