2009年 アメリカ 123分
監督…ジャウム・コレット=セラ
脚本…デヴィッド・レスリー・ジョンソン
ケイト・コールマン…ヴェラ・ファーミガ
ジョン・コールマン…ピーター・サースガード
エスター…イザベル・ファーマン
シスター・アビゲイル…CCH・パウンダー
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この娘、どこかが変だ。
かつて3人目の子供を流産したケイト・コールマンとその夫のジョン。彼らはその苦しみを癒すため、孤児院からエスターという9歳の少女を養子として引き取る。少々変わってはいるが年齢の割にしっかり者であり、すぐに手話を覚えて難聴を患う義妹のマックスとも仲良くなるエスター。だが、やがて彼女は恐ろしい本性を見せる。
ご覧になった方ならお分かりでしょうが、この映画をネタバレせずに話すというのは、とても難しい…。この少女が何者なのか、目的は何か…それに終止する作品です。エスター役のイザベル・ファーマンはこのとき11歳、どんな役を演じても、可愛い子供であることに変わりなく、そのせいで彼女が何をしても彼女を“悪いもの”として見る事が出来ません。ですが、それが失敗だとかキャスティングミスだとかにはなっていないんです。母親のケイトが守ろうとするものが、そこまで大切なのもなのか…そんなに素晴らしい家庭だったのか…。エスターは“普通”が欲しかっただけなんですよね。。。
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