忍者ブログ

恐怖の映画館

ホラー映画を中心にまとめたサイトです。 グロテスクなものや、スリラーも含まれています。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2010 ブラックスワン

2010年 アメリカ 108分




監督…ダーレン・アロノフスキー
脚本…マーク・ヘイマン/アンドレス・ハインツ
    ジョン・J・マクローリン

ニナ・セイヤーズ…ナタリー・ポートマン
トマ・ルロイ…ヴァンサン・カッセル
リリー…ミラ・キュニス
エリカ・セイヤーズ…バーバラ・ハーシー

~ 【 】

純白の野心は、やがて漆黒の狂気に変わる…

ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナは、元ダンサーの母親の期待を一身に背負い、バレエに全てを捧げて厳しいレッスンに励む日々。そんな彼女に、バレエ人生最大のチャンスが訪れる。長年バレエ団の象徴的存在だったプリマ・バレリーナ、ベスの引退を受け、新作の『白鳥の湖』のプリマにニナが抜擢されたのだ。しかし、白鳥の湖では純真な白鳥役と同時に、奔放で邪悪な黒鳥役も演じなければならない。優等生タイプのニナにとって、魔性の黒鳥を踊れるかが大きな試練として立ちはだかる。対照的に、官能的にして大胆不敵な踊りで、芸術監督のルロイに理想的な黒鳥と言わしめた新人ダンサーのリリー。彼女の台頭によって、不安と焦りが極限まで高まってしまうニナだったが…。




この監督は毎回予算に苦しむ…という印象がありますが、今回も希望予算の半分でつくられたこの「ブラックスワン」。おかげでナタリー・ポートマンはバレエのレッスン料を自分で払い、途中からトレーラーも自分で引き取ったという話です。自腹で払ってまでレッスンをしたせいか、バレエシーンは素晴らしく、勿論CG合成もありますし、カメラワークで上半身だけを追いかけるなど、力量をカバーする映し方はあったにせよ、ダイエットしてダンサーボディーに変貌した体は本当に美しい。精神状態から見えるものが違って見えたり、体から変なものが生えてきたり、メンヘラダンサーの出来事と、簡単に片付けられてしまいそうなシーンも独特で見入ってしまいます。芸術作品とも言える一本です。
PR

2012 スマイリー

2012年 アメリカ 99分



監督…マイケル・ギャラガー
脚本…グラスゴウ・フィリップス/マイケル・ギャラガー

アシュリー…ケイトリン・ジェラード
プロキシ…メラニー・パパリア
ビンダー…シェーン・ドーソン
ゼーン…アンドリュー・ジェームズ・アレン

~ 【  】
 
 
出会ったら最後、二度と笑えない――

大学生のアシェリーは、インターネットのチャットである単語を3回タイプすると出現するという、おぞましい肉仮面の殺人鬼「スマイリー」の都市伝説を聞き、確かめてみることに。するとチャット相手の男性のもとに本当にスマイリーが現れ、惨殺される姿を見てしまう。同じように伝説を試したクラスメイトも姿を消し、やがてアシェリーにも想像を絶する恐怖が迫る。



YouTubeの予告編再生回数が2400万回を突破したショッキングホラー。この監督はまだ若干24歳、初の監督作品で予算もなく、宣伝費もなかったため、YouTubeなどの動画サイトをフルに活用しました。その結果、予告編の再生回数が爆発的な記録を更新したんですね、内容もネット上に現れる殺人鬼なので、上手い具合にリンクして宣伝は成功したようです。人肉を繋ぎ合せて作ったような仮面を被った姿はなかなか面白くて良かったのですが、このスマイリーがあまり登場しないんです。殺し方も単純ですし、脅かし方なんて全部同じ…なので、予告編や広告を見て期待し過ぎると、がっかりさせられるかもしれません。パート2を作る意欲満々のようなので、若い監督の次回作に期待。

2012 ザ・チャイルド

2012年 メキシコ 87分



監督・脚本…マキノフ

ベス…ヴィネッサ・ショウ
フランシス…エボン・モス=バクラック
少女の父…ダニエル・ヒメネス・カチョ
フェリペ…ヘラルド・タラセナ

~ 【  】

誰が子供を殺せるのか?

新婚のカップル、フランシスと妊娠中の妻ベスは、2人だけで沖合に浮かぶ美しい孤島にバカンスへとやって来る。ところが出会のは子供たちばかりで、ストリートはおろか、ホテルにも大人の姿は見あたらない。次第に不安が募り始めた矢先、子供たちがまるで楽しく遊んでいるかのようにして、老人をなぶり殺す現場を目撃してしまう。



1976年、スペインで作られた『ザ・チャイルド』のメキシコ版リメイクです。スパニッシュホラーの代表とも言える作品だったオリジナルは人気のある作品でしたが、このリメイクも、その雰囲気は壊さず、子供の無垢さと残酷さを上手く使っています。衝撃的なラストはそのままに、グロさはオリジナル以上です。監督は初めて聞くマキノフと言う人なのですが、撮影中もマスクを付け、素顔を見せない謎多き人物、監督作品も今はこれ一本。でも、監督、脚本、製作にまで携わっているんですよね…いったい誰なんでしょ…コッチの方が気になります。

2012 サイレントヒル レベリューション

2012年 フランス/カナダ/アメリカ 94分


監督・脚本…マイケル・J・バセット

ヘザー・メイソン/アレッサ…アデレイド・クレメンス
ヴィンセント・スミス…キット・ハリントン
ハリー・メイソン…ショーン・ビーン
クローディア・ウルフ…キャリー=アン・モス

~ 【 】

この謎を解くまで逃げられない。

幼いころの記憶がなく、サイレントヒルという謎の町で何かに追われる悪夢にうなされる少女ヘザーは、父親に守られるようにして各地を転々としながら生活していた。しかし、18歳の誕生日が近くなったある時、「サイレントヒルに来い」という血文字だけを残して父親が姿を消してしまう。ヘザーは父親の後を追い、不気味な霧に包まれた町、サイレントヒルにやってくるが、町に足を踏み入れるとサイレンが鳴り響き、闇の中で何かがうごめきはじめる。そこでヘザーは、自身の忌まわしい過去と向き合うことになる。



サイレンの音と共に壁が腐るように落ち、闇に包まれる…そう、あの場面から映画が始まります。自分の名前をシャロンにしていることでもお分かりでしょうが、私は映画「サイレントヒル」のファンです。6年待った二作目、オープニングからワクワクでした。前回の役者さんも数人登場し、前回の後日談をセリフで説明してくれるので、すんなりと話を繋げることができます。ただですね…中に登場したクリーチャーが…元々サイレントヒルのクリーチャーたちは人間が実写で演じていることで、よる身近で気味悪さが増していたと私は思うのですが、いかにも全て作り物…っていうのが一体出てきまして、その場面かなりガッカリでした。最後のクローディアの姿は「ヘルレイザー」ばりですし、折角再登場した父親も活躍ほぼ無し。ゲームに忠実なのかは分りませんが、映画ファンとしては前作とは比べ物になりません。

1978 ゾンビ

1978年 イタリア/アメリカ 115分






監督・脚本…ジョージ・A・ロメロ

ピーター…ケン・フォリー
フランシーン…ゲイラン・ロス
スティーブン…デヴィッド・エンゲ
ロジャー…スコット・H・ライニガー

~ 【

肉をくれ!もっと若い肉を!

20世紀末、アメリカ。大爆発を起こした惑星から発せられた特殊な光線により、死者が甦り、生者に襲いかかり、大パニック状態が起きていた。フィラデルフィアのスラム街。虐殺されたプエルトリコ人の死体が置かれている地下室に足を踏み入れたSWAT部隊のロジャーは、同じく隊員で黒人のピーターと共に、甦る死者の頭に弾丸を撃ち込んだ。死者が生者を襲うという異常な光景を目の当たりにしたロジャーとピーターは、テレビ局で働いている友人ステファンとその恋人フランと共にヘリコプターで、その町から逃れた。上空から見ると、地上では死者たちが、生者の肉を求めて行進しており、この状況はどこへ行っても続いていた。




この『ゾンビ』にはバージョン違いがいくつもあります。アジアやヨーロッパで公開されたダリオ・アルジェント監修版は、アクション色が強い編集と、おなじみゴブリンの曲が全面的に使われています。日本での公開時は数分カットされたうえに残酷模写が静止画やモノクロでの公開になりました。その他にもディレクターズカット版がありますが、私はこの米国劇場公開版がやはり好きです。ロメロ色が一番強くて全体的に暗い感じなのも“ロメロのゾンビ好き”にはたまりません。子供の頃にこの映画を観て、ショッピングセンターに逃げて生活するシーン、沢山の物を好きに出来る贅沢なキャンプを楽しんでいるようで、外はゾンビうようよ…なんてことを忘れて、とてもワクワクしましたことを覚えています。

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R

ページ