2012年 フランス/カナダ/アメリカ 94分
監督・脚本…マイケル・J・バセット
ヘザー・メイソン/アレッサ…アデレイド・クレメンス
ヴィンセント・スミス…キット・ハリントン
ハリー・メイソン…ショーン・ビーン
クローディア・ウルフ…キャリー=アン・モス
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この謎を解くまで逃げられない。
幼いころの記憶がなく、サイレントヒルという謎の町で何かに追われる悪夢にうなされる少女ヘザーは、父親に守られるようにして各地を転々としながら生活していた。しかし、18歳の誕生日が近くなったある時、「サイレントヒルに来い」という血文字だけを残して父親が姿を消してしまう。ヘザーは父親の後を追い、不気味な霧に包まれた町、サイレントヒルにやってくるが、町に足を踏み入れるとサイレンが鳴り響き、闇の中で何かがうごめきはじめる。そこでヘザーは、自身の忌まわしい過去と向き合うことになる。
サイレンの音と共に壁が腐るように落ち、闇に包まれる…そう、あの場面から映画が始まります。自分の名前をシャロンにしていることでもお分かりでしょうが、私は映画「サイレントヒル」のファンです。6年待った二作目、オープニングからワクワクでした。前回の役者さんも数人登場し、前回の後日談をセリフで説明してくれるので、すんなりと話を繋げることができます。ただですね…中に登場したクリーチャーが…元々サイレントヒルのクリーチャーたちは人間が実写で演じていることで、よる身近で気味悪さが増していたと私は思うのですが、いかにも全て作り物…っていうのが一体出てきまして、その場面かなりガッカリでした。最後のクローディアの姿は「ヘルレイザー」ばりですし、折角再登場した父親も活躍ほぼ無し。ゲームに忠実なのかは分りませんが、映画ファンとしては前作とは比べ物になりません。